designer and craftsman

バイヤーの方へ

おしらせ

2024年1月17日(水)-20日(土)東京ビッグサイトである国際宝飾展に出展します。

まさき いではら

『ココロン』というビスポークスタイルのジュエリーショップをOPENして15年が経ちました。僕はジュエリーの一貫制作をするデザイナー兼クラフトマンです。

大学時代、建築学科に入学するも、シルバージュエリー作りに興味を持ち、独学で制作し、路上での販売を開始。販売中にスカウトされ、セレクトショップの別注製作担当やアパレルブランドのファッションアクセサリーラインのコレクションのプロデュースを担当しました。

その後、大学在学中に造形美術の先生に出会い「彫金の道に進んだ方がいい」とご指南を頂き、その言葉に導かれるように大学卒業後、大手ジュエリー会社に勤務。その後2009年5月に独立しました。

自分らしく身に着けて、気分が彩られ、恰好よく自信が持てるジュエリー。
世代を超えても身に着ける度に愛着が生まれる。そんな愛されるジュエリーを作りたい。


日本のジュエリー制作技術が、いつの日か世界に誇れる仕事だと実感できるように、僕は挑戦し続けています。

ココロンジュエリーの特徴

デザイン・制作・石留の全ての工程を1人で一貫して制作します。それは、自分の理想に近い仕上がりのイメージ通りのジュエリーが追求できるからです。

地金加工はデザインに合わせて鋳造・鍛造の作りを選んでいます。

プラチナ、ゴールドの地金の材質の違い、地金の色味の特性を生かし、仕上げの違いから生れる表情を楽しめます。

石留めは石の大きさに合わせてバランスよく石枠を作り、石留めして爪の形を整えます。綺麗な爪やオリジナルの繊細な爪留めをする為だけに、時には鏨(タガネ)を手作りします。

ダイヤモンドの品質には、鑑定書の評価だけではなく、個々のテリや輝きにも一切妥協しません。コンフリクト・フリー・ダイヤモンドにこだわっています。全ての調和を目指し、最後まで調整しながら美しさを最大限に作り上げます。

  • 01. 独自の石留め技法

    職歴約20年。
    過去の経験で培った、美しく魅せるためのデザインを実現する為にたどり着いたのが、石留に欠かすことが出来ない、鏨(タガネ)です。石留めに彫り留めと彫金技法を組み合わせた独自の石留めが得意です。

    ジュエリーのデザインとして彫り留めの技法は奥行きのある美しい輝きが生まれますが、石を留める人の繊細さや技術・経験・感性が求められます。彫留めは本来、専門のクラフトマンに頼むのが普通ですが、ココロンジュエリーはデザイナーが一貫して行なっているからこそ理想以上の感性高いデザインに仕上げられます。

    デザインイメージに合う、石留をする為の道具である鏨(タガネ)も自作しています。このタガネは使い続けると欠けるので、その都度作り研ぎなおします。

    石留めは多数のバイヤー様から高く評価されており、ココロンジュエリーの特徴ともいえます。
  • 02. 質感の為の手仕事

    全ての工程は一貫して手仕事。

    身に着けた時に指馴染みを良く、つけ心地よい仕上がりにする為に、リングの内側など手肌に触れる部分は、ヤスリ掛けを進めていく最中にも、何回も手触りを確認しています。

    地金本来の色味や質感にもこだわり、鏨(タガネ)で表面を荒らす梨地の表面加工は手仕事だからできる風合いでもあります。

    職人がひとつひとつの制作工程に向き合い、時間と想いを込めて制作して出来上がったジュエリーには、大量生産でなく手仕事だからこその感度の高い質感が生まれます。
  • 03. 創造的な美しさを重視

    最初に宝石を実際に自然光に当てて、一番美しく輝いて見える角度を探し見つけます。

    紙に手書きで起こしたデザインをもとに、宝石をより際立たせる枠を制作していきます。

    枠のフォルムは模型の段階で、正面から見ても、横から見ても調和のとれた仕上がりにする為に余計なものを削ぎ落していきます。

    模型が地金になり磨き後、最後の工程の石を留める際には、テーブル面がしっかり正面を向くように石留します。

    当たり前のようですが石の形状にも個性があり、大変な作業でもあります。

    また、爪の形一つ一つにもデザインに似合わせた気配りをしています。全ての工程にデザインの意図を繋げていくことでバランス良いフォルムと美しい石の輝きが生まれます。

ココロンジュエリーの価値

本来分業であるジュエリー制作を1人の職人が最初から最後まで、責任をもって作り上げます。

デザインを考えるところからはじまり、そのデザインをより引き立たせるための工具(タガネ)を作り、ひとつずつ丁寧に完成させます。大量生産はしません。

過去には、他のクラフトマン同様、難しい技術は専門のクラフトマンに頼っていました。しかし自分が求める仕上がりが、外注することにより損なわれた時、何度となく悔しい思いをいたので、自分で技術を習得したほうが満足いくものができると痛感しました。

この技術習得には大変時間がかかり苦労しました。しかし、その時間もいつしか自分のジュエリーの歴史に変わっていきました。

自分の人生をかけたジュエリー制作。これに費やした膨大な時間。これこそがココロンジュエリーの価値であり誇りです。

ものづくりのまち福山で作る

広島県福山市の片田舎で、ココロンジュエリーは作られています。
宝石は自然の中から生まれた輝石。その自然の中からインスピレーションをデザインに取り入れているため、自分が一番落ち着ける場所で制作をしています。

Contact

バイヤーの方へ

商品についてのご質問、ご不明点、その他聞きたいことなどございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ Contact

相談、ご予約は今すぐこちらから!